新型スマート発表‼︎

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1997年に発売された革新的で野心的な2人乗りコンパクトカー「スマート フォーツー」は、今回のフルモデルチェンジで3世代目へ移行。2006年に姿を消していた4人乗り4ドア・モデル「スマート フォーフォー」も、今度はフォーツーと同じリア・エンジン車として復活した。

「シティクーペ」と呼ばれていた初代スマートフォーツー以来、貫き通しているエンジンを車体後部に搭載するレイアウトは、今回も受け継がれている。メルセデス・ベンツのコンパクトカー部門で指揮を執るヨルグ・プリグル氏によれば、「街中で十全に性能を活かし機敏に駆け回るためには、どうしてもエンジンをリアに搭載したかった。そのために我々はルノーと共同開発することにした」と語る。かつては三菱自動車をパートナーとしていた時代もあったが、新しいスマート フォーツーとフォーフォーは、ルノーのコンパクトカー「トゥインゴ」とコンポーネントを共有する。

新型ジャガーがもうすぐ登場

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ジャガーが、2015年に発売を予定している新型セダン「XE」の正式な発表日や販売時期、シャシーの詳細などを発表した。
ジャガーでは現在、フルサイズセダン「XJ」をベースとする「XK」クーペとコンバーチブルの後継モデルや、クロスオーバーSUV「C-X17」の市販モデル、ミドルサイズセダン「XF」の次世代モデルなど、多くの新モデルが発売に向けて開発中だ。しかし、そういった新モデルの中で、最も重要視されていると言えるのが、BMW「3シリーズ」を競合として想定する、新型コンパクトスポーツセダン「XE」だ。同社は、かつて「Xタイプ」で苦い思いをしたことのあるこのセグメントに再び挑むことになる。

同社はこの新型XEを、英ロンドンで9月8日に披露すると発表した。また、欧州では2015年、米国では2016年に販売開始する予定だという。この新型車については、今年の3月に最初の発表があり、5月にはカモフラージュされたボディが公開。そしてつい先週、同車に搭載される新開発の新型エンジン”INGENIUM(インジニウム)”の詳細が公開されたばかりだった。

ジャガーは、XEを「スポーツセダンの概念を変える、真のドライバーのためのクルマ」と表現しており、それを実現するためにアルミ製の「インテグラルリンク・リアサスペンション」を採用。縦方向と横方向の双方の剛性が高く、「従来のマルチリンク式デザインを上回る大きな利点」をもたらすという。またフロントには「Fタイプ」ベースのダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用する。さらに(油圧式に替わって)新開発の電動パワーステアリング・システムや「オール・サーフェス・プログレス・コントロール」という新しいトラクション・コントロール・システムを導入するという。

エンスージアストなら、新しい電動ではなく古典的な油圧式のステアリングを、フィールが優れているという点から好むと思うが、新型「XE」のチーフエンジニアを務めるマイク・クロス氏は、「ジャガーのクルマは常に、正確なハンドリングと高品質な乗り心地におけるバランスのよさで知られてきたので、競合車を大きく上回るパフォーマンスを提供したい」と語っている。どれ程までその目標を達成出来ているのか、発表に期待したい。

原点回帰

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真打ち登場、というのとは少々異なるが、これがひとつの到達点なのだろうと思う。何の話かといえばFlappy Birdだ。多くの人が、あらゆるプラットフォームに移植しようと時間を使ってきたが、ついに行き着くところに行き着いた感じだ。
その到達地点はどこか。1977年に世に出た伝説のApple IIだ。今や「新時代のHello, World」だとまで言われることすらあるFlappy Birdを、Apple IIではプレイすることができなかった。これを何とかしようと、開発者のDagen Brockが立ち上がった。6週間の間に暇な時間を見つけては開発に取り組み、ついに1メガヘルト(文末に注あり)のマシン上で60FPSで動作するゲームを作り上げたのだ(サウンドもあり)。

システムの特性を考慮にいれて、Brockはプロダクト(「Flapple Bird」や「FlapIIe Bird」と呼んで欲しいと言っている)を5.25インチあるいは3.5インチのフロッピーディスク上で利用できるようにしている。もし偶然にも当然にもApple IIを持っていないという場合にはエミュレート版がウェブに公開されてもいる(訳注:なかなかのできですのでぜひご覧ください)。
余計な話:もしApple IIを押し入れから引き出すなら、多くの人はFlapple BirdよりもOregon TrailやZork、あるいはAdventureなどで遊ぶ方を選択するだろうとは思う。
(物知りの方への注釈)文中の「メガヘルト」は「メガヘルツ」の「単数形」をイメージしたものです。しかしもちろん「ヘルツ」とは人名由来の単位であり、その単数形などは存在しません。

テスト走行で破損

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今回は、「ラ フェラーリXX」のプロトタイプがモンツァ・サーキットで走行する様子をとらえた映像をご紹介しよう。
昨年のジュネーブ・モーターショーで発表されたハイブリッド・スーパーカー、「ラ フェラーリ」は、素晴らしくよくできたクルマだった。ところが、その完成度の高さゆえに、さらなるスピードの追求や、「エンツォ」や「599」のようにサーキット専用のXXモデルを作るのは、フェラーリと言えどもそう簡単なことではないらしい。

この映像では、テスト・ドライバーがラ フェラーリXXのプロトタイプを激しく走行させたことによって、右リア・サスペンションが壊れてしまったらしい様子が見られる。あまりにも高い性能を持ったクルマのパフォーマンスをさらに上げようとしたために起こった珍しい事態だろう。あるいはもしかしたら、フェラーリは自動キャンバー調整装置付きの4輪操舵(4WS)システムを開発しているのかも知れないが…。

Cクラスが完成目前‼︎

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メルセデス・ベンツ日本は11日、7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「Cクラス」の日本での販売を開始した。今回は、その新型Cクラスのカブリオレをキャッチしたのでお届けしよう。
メルセデス・ベンツが、ライバルのBMW 「4シリーズ カブリオレ」やアウディ「A5 カブリオレ」に対抗すべく用意したこの「Cクラス カブリオレ」も、このスパイショットを見る限りいよいよ完成間近となってきたようだ。

テスト車両は、全体がカモフラージュされており、ルーフには仮のハードトップが装着されているが、どうやらBMWと同じ様な電動メタルトップは採用せず、従来と同じソフトトップのようだ。また、ウェストラインから下のボディのスタイリングは、基本的に4ドアセダンとよく似たものになると思われる。

市販化の時期は明らかにされていないが、クーペと同時に、遅くとも今年10月に開催されるパリ・モーターショー14でデビューすると見られる。また、このカブリオレとクーペとも、米アラバマ工場ではなく、恐らくドイツ内のみで生産されるだろう。

ジャガーのウィンドディスプレイ

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ジャガー・ランドローバーが次世代型のディスプレイシステム「ジャガー・ヴァーチャル・ウィンドスクリーン」を発表した。そのデモンストレーション映像をご紹介しよう。
今年4月、ランドローバーはオフロード用のボンネットが”透けて見える”システムを発表したが、今回の新技術はレーシング・ドライブ向けだという。

このディスプレイシステムは、運転中に必要な情報が全てフロントガラスに投影されるというヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)と、走行データを記録するテレマティックス・レコーダーという既存の技術を応用したものだが、さらに一歩進め、実車の運転をまるでレーシング・ゲームをプレイしているかのように体感することが出来るようになる。

デモンストレーション映像では、ラップタイム・データ、グリッド・ポジション、コースの理想的なラインやブレーキング・ポイントなどが、運転中のフロントガラスに表示されている。さらに、過去の自分の走行や他者の走行を再現した”ゴーストカー”を登場させることや、ジムカーナのシミュレーションが可能なバーチャル・コーンを映し出すこともでき、レーシングゲームの『Forza Motorsport』 や『グランツーリスモ』をプレイしている感覚で、実車のドライビング・テクニックを磨くことができる(この映像に登場しているのはジャガー「Fタイプ」)。

このシステムはジェスチャー・コントロールで操作したり、計器類の表示変更や、ルームミラー代わりに車体後部に取り付けたカメラの映像を投影することも可能だそうだ。

メルセデスでのキャンプがより楽しく

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メルセデス・ベンツは、今年3月に開催されたジュネーブモーターショーで新型Vクラスを発表したが、8月29日からドイツ・デュッセルドルフで開幕する世界最大級のキャンピングカー見本市「キャラバンサロン」では、Vクラスをベースにしたキャンピングカー「マルコ・ポーロ」をお披露目するという。
著名なイタリア人冒険家、マルコ・ポーロにちなんで名付けられた同車は、スタイリッシュなデザインと高い機能性を持ちながら、古典的なキャンピングカーの良さも持ち合わせている。同車を手掛けたのは、かつてフォルクスワーゲンのクラシックキャンパーで一世を風靡し、その後ダイムラーの傘下となっていたこともあるコーチビルダー、ウエストファリアだ。

プレスリリース(英文)には、「マルコ・ポーロは周囲に気兼ねせず自由にのびのびとできる機会を最大限に提供する」と書かれており、電動でベッドになる可倒式リア・ベンチやポップアップルーフを備え、最大4名が就寝できるという。様々な使い方が可能な室内は、アンビエントLED照明や木目、メタル、ピアノブラック仕上げのトリムなど、現行型メルセデスらしい仕様となっている。

備え付けのキチネットには、2口のガスコンロや冷蔵庫、約38リッターの給水タンクを備えたシンクとそれを上回る容量の排水タンクを装備。エンジンは最高出力が136hp、163hp、190hpという3種類の4気筒ターボ・ディーゼルから選べる。ボディは比較的コンパクトであるため、最小回転半径はフルサイズのセダンとほぼ変わらない。車高も1.98mと、一般的なガレージや洗車場に収まるよう設計されている。マルコ・ポーロならキャンピングカーによる旅の魅力を再発見できることだろう。

ランサーエボリューションXを買うタイミング

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三菱自動車は、高性能4WDセダンの「ランサーエボリューションX」を一部改良し、7月10日から5速MTモデルを発売することを発表した。なお、今回の改良に伴い、遅れて8月1日から発売開始される6速ツインクラッチSST車は2014年度内に生産を終了することも発表された。ランサーエボリューションXは、プラットフォーム、ボディ、エンジンなど全てを一新して2007年10月に発売を開始。

2.0L MIVECターボエンジン、6速ツインクラッチSST、車両運動統合制御システムS-AWCなどを搭載し、誰もが気持ちよく安心して高い次元の走りを楽しめる新世代の高性能4WDセダンとして、2014年6月までの累計販売台数は約30,000台(国内 約10,000台、海外 約20,000台)を売り上げている。ツインクラッチSSTとは、Twin Clutch Sport Shift Transmission(ツインクラッチ・スポーツシフト・トランスミッション)の略称だ。一般に言われるDCT(デュアルクラッチトランスミッション)と同様のシステムだ。

トルクコンバーターによる自動変速方式とは異なり、電子制御された2組のクラッチに、それぞれ奇数(1・3・5速)軸と偶数(2・4・6速)軸を担当させ、交互に使用。次に使うギヤを予測して準備しておき、クラッチを瞬時に切り替えることで、トルク抜けのない高効率な変速と5MT車レベルの低燃費を実現している。DCTは、レーシングカーに使われていた技術であり、市販車に投入された当初は、VW「ゴルフ」の上級スポーツグレードや日産「GT-R」など限られたスポーツカー向けのトランスミッションであった。

しかし、現在ではそのメリットが認められVW「ポロ」や、ホンダ「フィット」等にも採用されるようになり、大衆車まで普及が進んでいる。

新型Cクラスを日本でも発売

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メルセデス・ベンツ日本は、7年ぶりにフルモデルチェンジを行った新型「Cクラス」を日本市場に導入し、7月11日より発売した。そのコンセプトは、車体軽量化と先端技術の採用による「アジリティ&インテリジェンス」であるという。
1980年代から90年代初頭に日本でも大ヒットした”コンパクト・メルセデス”「190」を先祖とする「Cクラス」は、メルセデス・ベンツのラインアップの中で、後輪駆動の4ドア・セダンとしては最小サイズのモデル。4代目となる新型はすでにお伝えした通り2013年12月に発表され、今年1月にデトロイト・オートショーで公開された。今回のモデルチェンジにおける最大の特徴は、ボディシェルに使用されているアルミニウムの比率がこれまでの10%程度から約50%へ大幅に高められ、高張力鋼板などを適材適所に組み合わせた軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディが採用されたこと。先代とホワイトボディ同士で比較すると、約70kgも軽量化されているという。メルセデスによれば、これによって「重心の低下によりスポーティかつ俊敏なハンドリング」「NVH(騒音・振動・ハーシュネス)特性の最適化」「動力性能をまったく犠牲にすることなく燃費を最大30%以上向上」など数多くのメリットがもたらされたそうだ。

軽量化のためボディにアルミニウムを採用することは、最近では多くのメーカーが取り組んでいるが、新型Cクラスの製造工程では自動車メーカーとして初めて、アルミニウムとスチールのコンポーネントを重ね合わせ、そこに高速でリベットを貫通させることで接合するという「ImpAcT(インパクト):Impulse Accelerated Tacking」接合方式を量産車に採用したという。

ドア、ボンネット、ルーフなど外板パネルの大半もアルミニウム製となっており、本国ドイツのメルセデス・ベンツが「センシュアル(官能的・肉感的)」という言葉で表現するエクステリア・デザインは、Cd値0.24というセグメント最高水準の空力特性を実現。空力の最適化は細部まで徹底的に追求され、空気抵抗を抑えて燃費効率を高めただけでなく、風切り音も減少したそうだ。全長4,690mm × 全幅1,810mm × 全高1,430〜1445mm(サスペンションなどによって異なる)というサイズは、先代よりも95mm長く、40mm幅広い。さらに装備などの重量が増しているにも拘わらず、日本仕様の「C180 アバンギャルド」(下の画像)同士で比較すると、新型の方が30kgほど軽くなっている(1,510kg)。

スマートの後継車

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ダイムラーの小型車ブランドスマートが、次期型「フォーツー」と「フォーフォー」のティーザー映像を新たに公開したのでご紹介しよう。
革新的なスモールカーを生み出すべく、これまで多様なモデルを発表してきたスマート。2003年にスポーツカーの「ロードスター」および「ロードスタークーペ」が誕生し、2004年には三菱自動車の「コルト」とプラットフォームを共有する4人乗りのフォーフォーが発売されたが、これらのモデルは販売が低迷。現在、カタログモデルとして市販されているのはフォーツーだけだ。しかし次期型モデルには、2006年に生産を終了したフォーフォーが、生まれ変わって登場する。

新型スマートのワールドプレミアは7月16日にベルリンで行われ、10月4日から開催されるパリ・モーターショーにも出展が予定されている。ルノーと共同で開発されたこの新型モデルは、RR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトの新型ルノー「トゥインゴ」とプラットフォームを共有。ライバルとしては、同じスモールカーのトヨタ「アイゴ」、シトロエン「C1」、プジョー「108」を想定しているようだ。

現在までにダイムラーから明らかにされている情報によると、2人乗りのフォーツーは現行モデルよりさらに小さな全長2.69mに抑えられ、「クラス最大の室内空間」を持つという4人乗りのフォーフォーでも、全長3.49mに留まるという。